医師監修コラム Column

更年期の抜け毛はいつまで続く?女性の薄毛の原因、治療法と病院やクリニックに行く目安を解説

【監修医師】坪井 良治 先生

【監修医師】
坪井 良治 先生 (東京医科大学 名誉教授)

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更新日2026.09.04 更新

更年期世代の女性が、「抜け毛が増えた」「分け目が広がった」「髪のボリュームが減った」と感じることは少なくありません。女性ホルモンであるエストロゲンの減少によるヘアサイクルの乱れが原因の場合、更年期による一時的な抜け毛は、時間経過や生活改善により落ち着くこともあります。一方で、FPHL(女性型脱毛症)/ FAGA(女性の男性型脱毛症)※などが原因で、薄毛が進行していくことも考えられるため、医療機関での受診も検討することが大切です。

ここでは、更年期の抜け毛の原因、受診の目安を解説します。あわせて、セルフケアや医療機関で受けることができる治療、また2024年7月に実用化された毛髪再生医療を含む治療の選択肢も紹介します。

※「FAGA(女性の男性型脱毛症)」は、女性の進行性の薄毛を指す言葉として普及しています。しかし、最新研究により、男性ホルモンの影響だけでは説明できない症例が多いことがわかり、国際的に「FPHL(女性型脱毛症)」という用語が広く用いられています。以下、FPHLで統一して表記します。

全体の要点

  • 更年期に抜け毛が増えるホルモンの変化による仕組み
  • 抜け毛が続く期間の目安と、進行する薄毛との見分け方
  • 自宅でできるセルフケアと医療機関での受診を検討すべきサイン
  • ミノキシジル・S-DSC毛髪再生医療などの治療の選択肢

更年期に抜け毛が増えてしまうのはなぜか

更年期前後には、ホルモン環境の変化、加齢、体質、睡眠やストレスなどの生活背景が重なり、抜け毛や髪のボリューム低下を感じやすくなることがあります。一日に100本程度の抜け毛は生理的な範囲内ですが、髪のボリュームが低下してくると、余計に抜け毛が増えたと実感してしまうケースも考えられます。

女性ホルモンであるエストロゲン減少と抜け毛の関係

エストロゲンは毛周期や髪の状態に関与すると考えられています。更年期前後にはホルモン環境が大きく変化するため、抜け毛や髪のボリューム低下を感じることがあります。ただし、女性の薄毛の原因は単一ではなく、年齢や体質など複数の要因が関係するとされています。

加齢に伴う髪の細り・毛髪密度の低下

本来、髪は2〜6年の成長期を経て太く長く育ちます。しかし加齢や体質の影響により、毛髪密度の低下や髪の細りが徐々に進み、分け目やつむじ周辺の地肌が目立ちやすくなることがあります。

こうした毛髪の細毛化や「毛包のミニチュア化」が関わっていると考えられています*1

その結果、細く短い髪が増え、分け目やつむじの地肌が透けて見える状態になります。本数だけでなく、髪質そのものの変化として現れる点が、更年期の抜け毛の特徴です。

更年期に特有のストレス・自律神経の乱れ

更年期は上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起こるホットフラッシュや不眠、気分の落ち込みなど、自律神経の乱れによる不調が重なりやすい時期*2です。さらにこれらの不調が重なり、生活リズムや栄養状態が乱れやすくなります。このような変化は髪や頭皮環境にも影響する可能性があるため、抜け毛が気になる場合は生活背景も含めて見直すことが大切です。

更年期の抜け毛とFAGAの関係

更年期の抜け毛が長引いていると感じる背景には、進行性の薄毛が隠れていることがあります。女性の進行性脱毛症には、FAGA(Female Androgenetic Alopecia:女性の男性型脱毛症)と、FPHL(Female Pattern Hair Loss:女性型脱毛症)という言葉が使われます。

FAGA(女性の男性型脱毛症)」は、女性の進行性の薄毛を男性型脱毛症(AGA)に近い病態を説明する言葉として普及しています。しかし、最新研究により、男性ホルモンの影響だけでは説明できない症例が多いことがわかり、国際的に「FPHL(Female Pattern Hair Loss:女性型脱毛症)」という用語が広く用いられています。

FPHL(女性型脱毛症)は頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が薄くなるパターンの脱毛症の総称です。このFPHLの原因は多彩で、まだ全ては解明されていません。

いずれも頭頂部や分け目を中心に進行することが多く、一時的な更年期が原因の抜け毛とは異なり自然回復しにくいのが特徴です。更年期をきっかけに症状が目立つこともあるため、抜け毛やボリューム低下が長期間続く場合は医療機関への相談が推奨されます。

更年期の抜け毛はいつまで続くのか

更年期の抜け毛は個人差がありますが、タイプ別に抜け毛の経過の傾向を整理します。

抜け毛が増えやすい時期の目安

更年期は、閉経前後5年ずつの約10年間とされ、日本人女性の平均閉経年齢は50.5歳のため、一般的に45~55歳頃です。*2

以下は更年期前後に見られやすい髪の変化の目安です。自身の現在の状態と照らし合わせ、医療機関への相談を検討すべき段階なのかを判断する参考になります。

閉経後に落ち着くケースとその他のケース

更年期に伴う一時的なヘアサイクルの乱れであれば、ホルモン環境や生活リズムが落ち着くことで抜け毛が軽減することがあります。ただし、分け目の広がりや地肌の透けが進む場合は、FPHLなど進行性の薄毛が関係している可能性があるため、医療機関で確認することが大切です。

更年期の抜け毛と区別すべき他の原因

更年期が原因の抜け毛だと思っていたが、別の病気が原因という場合も考えられます。

甲状腺疾患による脱毛

甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症では、全身の代謝バランスが崩れ、抜け毛や髪質の変化が起こることがあります。更年期症状と重なりやすいため見逃されることがある点に注意が必要です。疲労感、むくみ、月経異常、体重変化を伴う抜け毛は、甲状腺疾患の可能性*3を考慮すべきサインです。

内科や内分泌内科では血液検査を受けることで甲状腺疾患による脱毛かどうか分かるため、受診を検討することが大切です。

鉄欠乏性貧血による脱毛

鉄は体内のさまざまな代謝に関与する重要なミネラルであり、鉄不足は毛髪の成長にも影響する可能性があります。鉄欠乏性貧血は、鉄不足に起因するといわれ、貧血の原因のなかでも多くを占めます。鉄不足が生じると、鉄欠乏性貧血に至る前の段階から脱毛に影響する可能性が指摘されています。特に閉経前のFPHLの場合には、健康な女性と比較して、血清フェリチン(体内で鉄をためておく「貯蔵鉄」の働きを持つタンパク質)の値が低い傾向がみられることが報告されています。*4息切れ、顔色不良、立ち眩みなどの症状を伴う場合は、医師に相談することをお勧めします。*5

円形脱毛症等の皮膚疾患による脱毛

円形脱毛症は、自己免疫の関与が指摘される疾患で、疲労やウイルス感染症、出産や精神的・身体的なストレスなどが引き金となると推察されています。境界が明瞭な円形・類円形の脱毛斑が突然できた場合は、皮膚科での診断が必要です。*6

また、脂漏性皮膚炎*1や接触皮膚炎*7など、頭皮の炎症が背景にある場合もあります。かゆみ、赤み、フケが目立つときは、自己判断せず医療機関を受診することが勧められます。

自宅でできる更年期の抜け毛対策・セルフケア

更年期の抜け毛に対するセルフケアは、頭皮環境や体調を整えるうえで役立つ一方、進行性の脱毛症を止めるとは限りません。治療と合わせて行うことのできるセルフケアを紹介します。

食事・栄養面で意識したいポイント

頭皮の健康維持には、たんぱく質や鉄、亜鉛、ビタミン類などを含むバランスのよい食事が大切です*8。ただし、栄養を整えることだけでは進行性の薄毛を止められるとは限らないため、抜け毛が長引く場合は医療機関にて原因を確認しましょう。

サプリメントでの過剰摂取は避け、食事からの摂取を基本とするのが安全です。

睡眠とストレスマネジメント

睡眠不足が続くと、体調や生活リズムが乱れ、食事やストレス管理にも影響しやすくなります。抜け毛が気になる時期は、無理のない範囲で睡眠時間を確保し、就寝・起床のリズムを整えることを意識しましょう。

ストレス対策として、軽い有酸素運動やヨガ、呼吸法など、自律神経を整える習慣を取り入れることもセルフケアのひとつです。無理なく続けられる方法を選ぶことが重要です。

頭皮にやさしいヘアケアの方法

洗浄力が強いシャンプーや、爪を立てて髪を洗うことは頭皮を傷つけ、乾燥や頭皮の肌荒れにつながります。アミノ酸系など低刺激のシャンプーを選び、指の腹でやさしく洗うことが基本です。それでも乾燥が気になる場合は洗髪の頻度を見直すことも必要です。

また、シャンプーのすすぎ残しは炎症の原因となるため、十分に泡を流し、ドライヤーで髪の根元から乾かすようにしましょう。髪を濡れたまま放置することも避けてください。

注意したい頭皮や髪に負担をかけやすい習慣

頻繁なカラーリングやパーマ、過度なブラッシング、髪を強く結ぶヘアスタイルは、毛根や毛幹に負担を与えます。また、喫煙は末梢血流に影響するため、頭皮環境にも望ましくありません。

  • 過度なダイエットによる栄養不足
  • 喫煙・過度の飲酒
  • 高温ドライヤーを一カ所に当てること
  • いつも同じ髪の分け目であること
  • 強い紫外線への長時間曝露
  • 睡眠不足または睡眠リズムの乱れ

こんな抜け毛のサインは早めに医療機関へ

セルフケアで改善しないサインや、別の疾患を疑うサインを把握しておくことが重要です。

6か月以上抜け毛が続いている

季節が要因とされる抜け毛や一時的なストレスによる抜け毛は、通常数か月で落ち着きます。2~3か月以上にわたって抜け毛が増えた状態が続く場合や、分け目の広がり・地肌の透けが進んでいる場合は、一時的なヘアサイクルの乱れだけでなくFPHL(女性型脱毛症)など進行性の薄毛が関係している可能性があります。

進行性の薄毛は早期介入によって結果が左右されるため、長引いている場合には医療機関で受診することが勧められます。

分け目の広がり・地肌の透けが気になる

正面から自身の髪を確認した際、分け目の幅が広がっている、つむじ周辺の地肌が目立つと感じる場合は、“毛包のミニチュア化”が進んでいる可能性があります。

自身で写真を撮影し経時的に比較することで変化に気付きやすく、診察時にも有用な情報になります。気になり始めた段階での受診が望ましい状況です。

急激に「抜け毛が増えた」「一部だけ抜ける」

数週間で明らかに抜け毛が急増した場合や、特定部位のみに脱毛斑がある場合は、円形脱毛症や休止期脱毛症など別の疾患の可能性も考えられます。このような症状が見られた場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

頭皮に「かゆみ」「赤み」「湿疹」がある

頭皮の炎症がある状態では、毛根がダメージを受けやすくなります。脂漏性皮膚炎などは適切な治療で改善するため、そのままにせず皮膚科で診断を受けることが推奨されます。

疲労感、むくみ、月経異常など他の症状も出ている

抜け毛と同時に全身症状がある場合は、甲状腺疾患や貧血、婦人科疾患などが背景にある可能性があります。そのような場合には、内科や婦人科への受診が必要となります。

医療機関で受けられる更年期の抜け毛治療

更年期の抜け毛は、女性ホルモンの変化による一時的なヘアサイクルの乱れで起こる場合や、FPHL(女性型脱毛症)が原因の場合もあります。

医療機関ではまず、問診や頭皮の状態を確認し、更年期に伴う変化なのか、進行性の脱毛症なのかを診断したうえで、治療方針を決定します。

ミノキシジル外用薬による治療

女性用ミノキシジル外用薬は、FPHL(女性型脱毛症)に対して用いられる治療で、毛包への血流改善と成長期の延長作用が報告されています。効果実感までは6か月を要するとされ、中止すると効果は徐々に失われる点に留意が必要です。頭皮のかゆみや初期脱毛などの副作用が生じることがあります。*9

毛髪再生医療(S-DSC毛髪再生医療)による治療

近年、自家細胞を用いた毛髪再生医療が実用化されています。最先端の毛髪科学研究を行う大学病院と資生堂が開発に携わったS-DSC毛髪再生医療は、2024年7月に国内で実用化された、自家毛包由来細胞を培養して頭皮へ注入する自由診療の治療法です。

治療法 女性型脱毛症(FPHL)での位置づけ
ミノキシジル外用 推奨度A:行うよう強く勧める
LED・低出力レーザー 推奨度B:行うよう勧める
アデノシン外用 推奨度C1:行ってもよい
成長因子導入・細胞移植療法 推奨度C2:行わないほうがよい
(2017年版ガイドラインでは慎重な位置づけ)
フィナステリド・デュタステリド内服 推奨度D:行うべきではない
ミノキシジル内服 推奨度D:行うべきではない
S-DSC毛髪再生医療 2017年版ガイドライン策定後に実用化されたため、同ガイドラインには記載なし

※2017年版ガイドラインの「成長因子導入および細胞移植療法」は、当時得られていたエビデンスに基づく評価です。S-DSC毛髪再生医療は、その後に臨床研究を経て実用化された治療であるため、同ガイドラインには個別の治療として記載されていません。

なお、更年期の抜け毛とFPHL(女性型脱毛症)は、重なって見えることが多く、治療法や効果、副作用は原因によって異なります。女性の薄毛治療全般については、「FAGAとは」で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

S-DSC毛髪再生医療が更年期の女性の選択肢の一つになる理由

更年期世代の女性にとって、薬の長期使用に不安を持つ方は少なくありません。S-DSC毛髪再生医療はそうした方にとって新たな選択肢となります。

S-DSC毛髪再生医療の特徴

資生堂が1980年代から続けてきた毛髪研究の蓄積をもとに、最先端の毛髪科学研究を行う大学病院と共同で開発したS-DSC毛髪再生医療は、自家毛包由来細胞(自身の毛の細胞)を培養して頭皮へ注入する自由診療の治療法です。局所麻酔を行ったうえで、脱毛していない後頭部などから直径5mm程度の頭皮組織を採取、その後、採取した組織は細胞培養加工施設に運ばれ、顕微鏡下で毛根鞘由来細胞(DSC細胞)を取り出して培養します。6週間の培養・品質試験を経て、細胞加工製剤として頭皮への注入が可能となります。

どのような場合に検討される治療か

びまん性に薄毛が進行している方、ミノキシジル外用に不安がある方、長期的な薬物療法に不安がある方、植毛に抵抗がある方などが対象として考えられます。

  • 更年期以降に分け目・つむじが目立ち始めた方
  • FPHLと診断され進行抑制を希望する方
  • 薬の継続使用に不安がある方
  • 自家細胞による治療を希望する方

臨床研究で報告されているデータと注意点

S-DSC毛髪再生医療の基盤となる臨床研究では、後頭部の毛包から採取した毛球部毛根鞘細胞(DSC細胞)を培養し、薄毛部位へ注入した後の毛髪密度や毛髪径の変化が評価されました。研究は男性・女性の脱毛症患者を対象に実施され、結果は国際的な皮膚科学誌に掲載されています。

その結果、主要評価では全体の約30%で改善が認められ、15か月後の副次評価では改善率が37.1%に達しました。また、患者自身による評価では約63%が効果を実感したと報告されています。*10

臨床研究の論文では、進行性の疾患であることを踏まえ、「発毛状態が改善した」と「変化なし」を合わせた割合も評価されています。この割合が女性で75.0%、男性で41.2%と示され、女性のほうが男性より高い改善傾向を示しました。年齢別では、42.5歳未満で53.0%、42.5歳以上で63.9%という結果が報告されています*11

S-DSC毛髪再生医療は、女性の薄毛に対する新たな治療選択肢として期待されています。詳しい臨床研究のデータに関しては、こちらをご覧ください。

一方で、効果の現れ方には個人差があります。また、S-DSC毛髪再生医療は自由診療であり、すべての方が適応となるわけではありません。治療の適応条件や費用、期待できる効果については、医療機関での診察で相談することが重要です。

よくある質問

Q. 更年期の抜け毛はいつまで続きますか?

A.更年期前後はホルモン環境が大きく変化し、抜け毛や髪のボリューム低下を感じやすい時期です。一時的な休止期脱毛であれば、原因が落ち着くことで改善する場合があります。一方、FPHLは進行性の薄毛であり、閉経後に自然に元通りになることは期待しにくいと考えられます。

6か月以上続く場合は医師への相談が推奨されます。

Q. 更年期の抜け毛とFPHLの違いは何ですか?

A.更年期の抜け毛は一時的なヘアサイクルの乱れによるものを含みますが、FPHLは進行性の女性型脱毛症で、頭頂部や分け目を中心にびまん性に薄くなるのが特徴です。FAGAという言葉も使われますが、近年はFPHL(女性型脱毛症)と呼ばれることが多くなりました。両者は重なって生じることもあるため、医師への相談が推奨されます。

Q. 病院に行くべきタイミングはいつですか?

A.2~3か月以上抜け毛が続く、分け目や地肌の透けが気になる、急激に抜け毛が増えた、頭皮に炎症がある、全身症状を伴うなどの症状がある場合は早めの受診が推奨されます。

Q. 更年期の抜け毛は何科で受診すればよいですか?

A.頭皮の症状や薄毛の進行が気になる場合は皮膚科、更年期症状が中心の場合は婦人科、倦怠感や動悸など全身症状がある場合は内科や内分泌内科が受診先の候補となります。

Q. 更年期の抜け毛の治療にはどのようなものがありますか?

A.「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン
2017年版」では、女性の治療としてミノキシジル外用薬が推奨されています。他にS-DSC毛髪再生医療はガイドライン策定後に実用化されたためガイドラインに記載されていませんが、再生医療等安全性確保法に基づく手続きを経て2024年7月に実用化されています。

一方、頭皮への注入治療、フィナステリド・デュタステリドの内服薬は推奨されておらず、女性の治療選択肢は限られます。

まとめ

更年期前後の抜け毛や髪のボリューム低下には、ホルモン環境の変化、加齢、体質、生活習慣、頭皮環境、休止期脱毛症や甲状腺疾患など、複数の要因が関係することがあります。一時的な変化で落ち着く場合もありますが、FPHL(女性型脱毛症)のように徐々に進行する薄毛が関係している場合もあるため、状態を見極めることが大切です。

セルフケアとして栄養・睡眠・頭皮ケアを整えつつ、2~3か月以上抜け毛が続く、分け目が広がるといったような症状があれば、医療機関での受診を検討することが望ましいです。治療方法にはミノキシジル外用や、自家細胞を用いるS-DSC毛髪再生医療等があります。

  • 更年期の抜け毛は、ホルモン環境の変化、加齢、体質、生活習慣など複数の要因で生じることがある
  • 2~3か月以上続く抜け毛や分け目の広がりは受診の目安
  • 栄養・睡眠・頭皮ケアなどのセルフケアで整え、必要に応じて医療機関へ相談する
  • S-DSC毛髪再生医療という女性の薄毛治療の選択肢も存在する

出典

  • *1 坪井良治(編著),原田和俊,内山真樹.脱毛症診療ハンドブック.Gakken;2024.
  • *2 厚生労働省  働く女性の心とからだの応援サイト:https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/health/menopause.html
  • *3 一般社団法人 日本内分泌学会、甲状腺機能低下症:https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=38
  • *4 Park SY, et al. Iron plays a certain role in patterned hair loss. J Korean Med Sci. 2013;28(6):934-938.
  • *5 日本臨床病理学会等:https://www.jslm.org/books/guideline/05_06/084.pdf
  • *6 日本皮膚科学会 「円形脱毛症診療ガイドライン 2024」:https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/AAGL2024.pdf
  • *7 喜多陽子, 須貝哲郎, 麻生五月, 松原為明:急性刺激性接触皮膚炎に続発したと思われる全頭脱毛.皮膚 33(2):137-142, 1991.:https://www.jstage.jst.go.jp/article/skinresearch1959/33/2/33_2_137/_pdf
  • *8 日本皮膚科学会:https://qa.dermatol.or.jp/qa11/q18.html
  • *9 「リアップリジェンヌ」(大正製薬株式会社)添付文書:https://www.catalog-taisho.com/content/dam/selfmedication/jp/ja/regenne/images/06478/pdf/06478_ProductPDF_jp.pdf
  • *10 原田和俊: 皮膚病診療 48(2): 102-108, 2026
  • *11 Harada K, et al: J Dermatol 50(12): 1539-1549, 2023

男性型脱毛症 Self Check

女性型脱毛症 Self Check

男性型脱毛症セルフチェック1/10

Question.1

髪の毛のボリュームが徐々に減ったきたのはいつ頃ですか?

2−3年以上前から

減っていない

男性型脱毛症セルフチェック2/10

Question.2

前頭部の髪の生え際がM字型に後退していますか?

後退している

後退していない

男性型脱毛症セルフチェック3/10

Question.3

頭頂部の髪がO字型に薄くなっていますか?

薄くなっている

薄くなっていない

男性型脱毛症セルフチェック4/10

Question.4

髪の質が変わりましたか?
(細くなった、柔らかくなった等)

変わった

変わっていない

男性型脱毛症セルフチェック5/10

Question.5

家族や親戚に脱毛症の人はいますか?

2人以上いる

いない

男性型脱毛症セルフチェック6/10

Question.6

短期間(3ヶ月以内)で急激に抜け毛が増えましたか?

はい

いいえ

男性型脱毛症セルフチェック7/10

Question.7

脱毛が始まる2-3ヵ月前に強いストレスや急な体重減少がありましたか?

あった

なかった

男性型脱毛症セルフチェック8/10

Question.8

抜け毛の毛根が細く白いことが多いですか?

mens q8

多い

ほとんどない

男性型脱毛症セルフチェック9/10

Question.9

特定の部位に円形または楕円形の脱毛がありますか?

複数ある

ない

男性型脱毛症セルフチェック10/10

Question.10

抜け毛の毛根の先が黒く尖っていますか?

mens q10

黒く尖っている

尖っていない

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男性型脱毛症

男性型脱毛症が進んでいる可能性が高いです。早めに専門医の診察を受け、適切な治療を検討してください。
S-DSC毛髪再生医療の適応の可能性があります。

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男性型脱毛症の可能性

男性型脱毛症の可能性があります。専門医の診察を受け、適切な治療を検討してください。
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休止期脱毛症

休止期脱毛症の可能性があります。早めに専門医の診察を受け、適切な治療を検討してください。

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男性型脱毛症と
休止期脱毛症

男性型脱毛症と休止期脱毛症が併存している可能性があります。早めに専門医の診察を受け、適切な治療を検討してください。
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円形脱毛症

円形脱毛症の可能性が高いです。早めに専門医の診察を受け、必要な検査や治療を行うことをお勧めします。

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問題なし

脱毛症の可能性は少ないです。規則正しい生活習慣を心掛けましょう。定期的に毛髪の様子を見てください。

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円形脱毛症ではない

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女性型脱毛症セルフチェック1/10

Question.1

分け目や頭頂部が薄くなってきましたか?

はい
薄くなってきた

いいえ
薄くなっていない

女性型脱毛症セルフチェック2/10

Question.2

髪の質が変わりましたか?(細くなった、柔らかくなった等)

変わった

変わっていない

女性型脱毛症セルフチェック3/10

Question.3

加齢とともに、年々薄くなっていますか?(徐々に髪が薄くなっていますか?)

はい
数年以上前から

いいえ

女性型脱毛症セルフチェック4/10

Question.4

更年期以降の年齢ですか?

すでに更年期以降

きちんと生理がある

女性型脱毛症セルフチェック5/10

Question.5

短期間(3ヵ月以内)で急激に抜け毛が増えましたか?

はい

いいえ

女性型脱毛症セルフチェック6/10

Question.6

脱毛が始まる2-3ヵ月前に発熱・ダイエット・ストレス・出産などがありましたか?

あった

なかった

女性型脱毛症セルフチェック7/10

Question.7

髪の毛のボリュームに変化はありますか?

明らかに減った

変わらない

女性型脱毛症セルフチェック8/10

Question.8

抜け毛の毛根が白く丸いことが多いですか?

womens q8

多い

ほとんどない

女性型脱毛症セルフチェック9/10

Question.9

特定の部位に円形または楕円形の脱毛がありますか?

複数ある

ない

女性型脱毛症セルフチェック10/10

Question.10

抜け毛の毛根の先が黒く尖っていますか?

womens q10

黒く尖っている

尖っていない

Result

女性型脱毛症

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休止期脱毛症

女性型脱毛症と休止期脱毛症が併存している可能性があります。早めに専門医の診察を受け、適切な治療を検討してください。
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問題なし

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円形脱毛症ではない

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